インフレリスクに備える

インフレとは物の値段が上り、お金の価値が相対的に下がっていくことをいいます。
例えば
キャベツ100円の時
キャベツ150円に値上がりした時

2つの時点を比較すると、同じ100円を持っていても、前は買えたものが
買えなくなります。
キャベツが150円に値上がりした時の、100円の価値は下がったといえます。

こうした物価の値上がりと共に、お給料、年金、預金の金利なども
物価上昇も気にならないぐらい上がっていけば良いですが、
現実はそうならない時もあります。

インフレリスクに強い資産として、土地などの不動産、株式、
コモディティ(金などの実物資産)などがあります。
土地などの不動産やコモディティは一般的にインフレ経済の下では
価値が上昇します。株式はインフレ経済の下では株価が上昇する
傾向にあります。

ただし、株や不動産などの投資は「インフレリスク」には対処できますが、
株価や不動産価格の変動などの「リスク」がありますので、それを十分に把握したうえで、
経済の見通しを踏まえながら、資産の組み合わせを考えていく必要があります。

 

年金の資産運用

私が金融資産運用の知識の重要性を感じたのはある失敗がきっかけでした。

会社員の頃、年金制度が「確定拠出年金制度」に変更され、
60歳になるまで年金を自己責任で運用してくださいと言われました。
それまで資産運用をしたことが無かったので、
リスクを取るのは怖いなと思い十数種類ある金融商品のうちから
定期預金の商品を選び、これで安心だと思っていました。
そして、数年そのままほったらかしにしておき、
久々に運用状況を確認してみると・・

定期預金を選んだのに13%も大事な年金資産が減っていたのです。
「定期預金なのになぜ減るの!?」
もう訳が分かりませんでした。

そこで初めて詳しく調べてみると、
運用手数料などが毎年5,000円近く引かれ、
そのマイナス分は定期預金金利のプラス分を
はるかに上回っていました。

今考えると、初めからマイナスになることが
決定した資産運用をしていたことになります。
(資産運用と言えないおそまつ・・)

それから金融資産運用を勉強し、日本株式インデックスファンド、
外国株式インデックスファンド、新興国株式インデックスファンド、
債券インデックスファンドなどに分散投資を行い、
数年で13%のマイナス分はプラスに変えることができました。

「資産運用なんて勉強していられない」
という忙しい会社員の方の気持ちはよく分かります。
私もかつてはそうでした。

でも急に「確定拠出年金」で
年金の資産運用をしなけらばならなくなったら..
その時に、お客様には私のような失敗をして
回り道をして欲しくはありません。
難しい専門的な金融知識を勉強しなくても基本的な知識を
おさえておけば資産運用は可能です。

資産運用の聞くと「株」を思い浮かべる方が多いと思いますが、
余剰資産の多くある方で、なおかつリスクをとることが可能で、
資産運用に慣れていらっしゃる方は別として、
私はいきなり個別株での資産運用はおすすめしません。

世界の市場でファンド、証券会社、投資銀行などの
大きな短期投資のマネーが動く中で、一般の方がまともに参加して、
その波に巻き込まれるのは避けたいです。
私たちが巨額のマネーを動かす、それら金融機関より有利な点は

時間」です。

金融機関は一定の期間で成果を出すために、
より大きなリスクをとることがありますが、
私たちは、短期間の成果を求められることはありません。
(あえて短期のハイリスク・ハイリターンを狙う方は別として・・)
じっくりと市場と向き合い長い期間で成果を目指せます。

 

複利効果

100万の資金を4%の利回りで18年間運用したとします。
当初の100万円の資金はいくらに増えるでしょうか?

答えは約200万円です。

複利効果は運用で増えた利益を
さらに投資することで、
利息が利息を生んでいきます
高いリスクをとって10~20%の高利回りを目指さなくても、
2~5%での安定的な運用を目指せば長期投資で
着実に資産を築いていくことは可能です。

 

インデックス投資

そういった長期投資に向いているものが、インデックス投資です。

インデックス投資とは、日経平均株価やTOPIX、MSCIなどの
株価指数に連動するインデックスファンドに分散投資していく投資です。
例えばTOPIXに連動するインデックスファンドに投資すれば
東証1部上場の全銘柄(約1,700社)に分散投資したのと
同じ効果が得られます。

ヨーロッパやアメリカの株価指数に連動するインデックスに投資すれば、
海外市場に投資することも可能ですので、
さらに分散投資の効果が得られます。

また、一般の投資信託などに比べて、
売買時や保有期間中のコスト(手数料)が低いのも特徴です。
長期投資においてはコスト(手数料)も投資収益(リターン)に
大きな影響を及ぼしますので、重要なポイントです。

基本的に短期売買での利益を狙いませんので、
毎月決まった額を買い足していく形で、10年、20年、30年と保有します。
そして、目標の金額に達したとき、また当初決めた年月を経た時に売却し、
利益を確定させます。

インデックス投資以外にも資産運用の方法は様々ありますので、
お客様のライフプランに合わせた、資産運用プランのご提案をさせて頂きます。

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