家を買うタイミングを決める方法

家を買うタイミングはいつが良いのか?こんな疑問を持っている方は非常に多いです。

頭金が貯まったら?

結婚したら?

家族が増えたら?

家を買うことを考えるタイミングは、結婚、子供が生まれる、子供が小中学校にあがる時期と重なることが多いように思います。

知り合いの家庭が家を買ったら自分も欲しくなるという気持ちもよく分かります。

でも・・

周りの人が家を買い始めたからといってあなたにとってのベストなタイミングだとは言えません。

この記事では家を購入してから後悔しない、あなたに合った家を買うタイミングを決める方法について書いていきます。

これから家を買う計画を立てている方はぜひ読んでください。

家を買う年齢

まず、初めて家を買った人の年齢のデータを確認してみましょう。

家を初めて買った人の年齢

国土交通省 平成29年度 住宅市場動向調査より

この表から分かることは、注文住宅・分譲建売住宅・分譲マンションの新築物件については30代の購入者が50%前後を占めているということです。

30代は多くの人が、結婚・出産・子供の進学などと重なる時期ですし、データからも多くの人が家を買うことを考えはじめる時期だといえます。

30代で購入する人が多いからといって、「みなさん30代で家を買いましょう」という結論にはなりませんが、家を買っても大丈夫なのか検討する時期であることは確かです。

次は頭金について考えていきましょう。

頭金が溜まったら

住宅を購入するときにいくらの頭金を準備すれば良いのか迷っている方もいらっしゃると思います。

頭金をどのくらい貯めたら家を買うタイミングなのか・・

頭金を多くしたほうが住宅ローンが少なくできるからそのほうが良いのか、将来のために手持ちのお金は残したほうが良いのか・・

世間の方はどのぐらいの頭金を用意して、どのぐらいの価格の住宅を購入しているのかも気になるところだと思います。

下記は国土交通省が住宅購入資金の内訳について調査したデータです。

住宅購入資金についての調査データ

国土交通省住宅購入資金の内訳(平成29年度 国土交通省 住宅市場調査報告書より筆者作成)

 

例えば、新築戸建て(土地購入)の人は、平均で

頭金:1,250万円

住宅ローン等の借入金:3,084万円

を準備して購入していることが分かります。

合計すれば 4,334万円 の予算ということですね。

自己資金比率(頭金の割合)は28.8%です。

新築戸建てと分譲戸建ての購入者のより、新築分譲マンションの購入者の自己資金比率が15%前後高いことも分かります。

建替えの方は、60歳台が半数以上ですから自己資金が多いのはなんとなく想像がつきます。

これはあくまで平均のデータですから、頭金がこれだけないと住宅は買えないんだ・・とがっかりはしないでください。

世間の相場は分かったところで、それではいくらの頭金を準備すれば良いのか次に見ていきます。

家の頭金シュミレーション

当然ですが、最初に頭金をできるだけ多く投入したほうが住宅ローンの借入額を少なくできますので、総返済額が少なくなります。

また、頭金を多く入れたほうが金利が下がる住宅ローンもあります。

頭金1割以上だとお得な住宅ローン

頭金が1割以上だと金利が下がるローンがあります。

代表的なものがフラット35です。

1割以上だとおおよそ0.4%下がりますので、自己資金を多く投入するメリットがさらに増えます。

 

シュミレーションしてみましょう。

4,000万円の物件で、頭金100万円と1,000万円の2パターン。

 

頭金:100万円

住宅ローン:3,900万円(35年固定、金利1.71

総返済額:約5,185万円

 頭金+住宅ローン総返済額=100万円+5,185万円=5,285万円

 

頭金:1,000万円

住宅ローン:3,000万円(35年固定、金利1.27%※頭金1割以上の場合の金利)

総返済額:約3,718万円

 頭金+住宅ローン総返済額=1,000万円+3,718万円=4,718万円

 

 5,285万円ー4,718万円=567万円

 

頭金を1,000万円投入したほうが、567万円がお得です。

(自己資金100万円にした場合、残り900万円を投資で増やした場合の運用益は考慮していません。)

家の頭金の考え方のまとめ

頭金を当初に多く投入するほうが、総返済額は減らせることが分かりました。

また、少なくと住宅価格の1割以上の頭金を用意したほうが、有利な金利の住宅ローンを利用できることも分かりました。

結論は「後の生活が成り立つ範囲内で自己資金を頭金として使う」です。

手持ちの自己資金のどれだけの割合を住宅の頭金として使って良いかは、家計ごとに違ってきます。

頭金を少なく投入した場合、多く投入した場合のシュミレーションを事前にライフプランによって行う必要があります。

頭金を多く投入しても、将来の家計が大丈夫なのであれば、それも一つの選択肢です。

当初の頭金を少なくしておいて、将来余裕がある時期に、繰上返済するのも一つの選択肢です。

ライフプランを作ることで、頭金をどれだけ入れても大丈夫か分かりますので、住宅を検討する一番初めに行うことをおすすめします。

ここでライフプランってなに?と思った方もいると思いますので次で説明していきます。

家を買うタイミングを決めるためのライフプラン

ライフプランは一生涯のお金の支出と収入を具体的な数字で見えるようにした表のことです。

ライフプラン(住宅費)

世帯主が30歳から42歳までしか表示されていませんが、実際には一生涯の表になります。

住宅を31歳で購入し、頭金を支払い、その後住宅ローンを支払っていけるのか確かめることができます。

一番下の「年末金融資産残高」が貯蓄などの手持ちのお金を表していますので、これがずっと赤字にならずにプラスを保ち続けられるかを確かめていきます。

ギリギリの黒字では、緊急時のお金足りませんので余裕は保っておきたいところです。

このライフプランを作ってみると

  • 頭金が貯まるのはいつなのか
  • 頭金としていくら使っていいのか
  • 近いうちに家を買っても家計は成り立つのか

などが見えてきます。

家を買うタイミングを考えるというのは本来、これだけの検討をして初めて分かることです。

繰り返しになりますが、家を考え始める一番最初にライフプランを作ってみて下さい。

家を買うお金のことはもちろん、生活費、教育費、年金、保険などすべてのお金の姿も見えてきます。

住宅ローン安心診断

”住宅ローンの組み方、住宅の買い方を変えるだけで100万円以上の差が出ることも少なくありません。”
住宅ローンを組んでも家計は大丈夫なのか不安な時・・
・どのぐらいの金額の住宅ローンなら組んでも大丈夫?
・子供の教育費は大丈夫?
・自己資金はどのくらい用意するべき?

無理のない住宅ローンはいくらなのか分かると同時に家計の見直しもできます。
☆すでに住宅ローンを返済中の方もご利用いただけます。

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