転職すると住宅ローンは借りにくくなる?

転職のイメージ

転職の予定と、家を買うタイミングがたまたま重なってしまったという方は、住宅ローンを借りるタイミンングを迷われることもあると思います。

転職する前に借りたほうが良いのか?

転職してからでも借りられるのか?

この疑問について考えてみたいと思います。

一般的に「転職前のほうが住宅ローンは借りやすい」といわれます。

ただ、これはすべてのケースに当てはまるわけでなく人によって変わってきます。

その理由をデータから読み解いてみます。

転職が必ずしも住宅ローン審査で不利にならない理由

国土交通省「平成30年度民間住宅ローンの実態に関する調査」によると、勤続年数は住宅ローン審査において重要な項目として挙げられています。

「健康状態」(98.6%)、「借入時年齢」(98.3%)、「完済時年齢」(97.7%)、

「担保評価」(97.2%)、「勤続年数」(95.7%)、「年収」(95.6%)、「連帯保証」(94.9%)

等々・・他にも項目はあります。

回答があった金融機関のうち、95.7%が「勤続年数」を審査項目として挙げていて、上から5番目に割合が多いですね。

ここから「勤続年数」は住宅ローン審査において重要な項目だと読み取れます。

さらに詳しく「勤続年数」(95.7%)についてみていくと、少し意外なこともみえてきます。

具体的に、勤続年数の基準はどういう内容なのかというと・・

①3年以上(271)

②2年以上(60)

③1年以上(645)

④その他(230)

このデータから分かることは・・

  • 約55%の金融機関が1年以上の勤続年数を基準にしています。
  • 約5%の金融機関が2年以上の勤続年数を基準にしています。
  • 約23%の金融機関が3年以上の勤続年数を基準にしています。

1年以上の勤続年数を基準にしている金融機関が一番多いですね。

一つの会社で数年間勤めないと住宅ローンは借りられない、というわけでもなさそうです。

住宅ローンの審査は「転職、勤続年数」だけで判断されない

ひと昔前は、「3年以上の勤続年数は必要」といわれていた時代もありました。

一つの会社に一生勤めるという働き方が普通とされていた時代とは違い、今では多様な働き方、キャリアアップのための転職も多くみられます。

住宅ローンの審査もそういった時代の流れにあわせて、一人一人を多くの項目により多面的に審査する姿勢がみえます。

転職しているからダメ!勤続年数が短いからダメ!とすぐにはならないわけです。

  • どういった理由・内容の転職なのか?
  • 転職後の収入はどう変わったのか?

転職という行動自体が審査に影響するのではなく、転職後の変化が審査に影響すると思ったほうが良さそうです。

転職後に住宅ローンを組む場合の注意点

転職後でも住宅ローンが組めそう!

と喜びここで安心してしまうと思わぬ落とし穴にはまる場合があるので気を付けたいところです。

それは・・

転職することによって収入、退職金、年金などが減る場合

  • 転職で年収が少なからず減る
  • 転職で退職金が減る
  • 転職で年金が減る

このような場合は注意が必要です。

例えば、「現在の家賃は7万円だから、住宅ローンの返済も毎月7万ぐらいなら大丈夫かな。」

と思っても、収入などが下がる場合は住宅ローンの借りすぎという状況になる場合もあります。

今の家計の状況だけ判断せずに、収入が下がった場合を想定して、住宅ローンを借りる額を決める必要があります。

転職することによって収入、退職金、年金などが増える場合

  • 転職で年収が増える
  • 転職で退職金が増える
  • 転職で年金が増える

まさにバラ色の転職ですので、気分も良くなり思い切って高額な住宅ローンを組んでしまう場合もあります。

「収入が増えるのだから、これぐらいは返済できるだろう。」

とシュミレーションをしないで住宅ローンの借入額を決めてしまうのも注意が必要です。

 

転職後に収入が上がる場合でも、下がる場合でも住宅ローンをいくらまで借りても家計は大丈夫なのかシュミレーションは必須ですね。

 

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