トレーラーハウスって知ってますか?

みなさんにお尋ねしておきながら、私自身「キャンピングカー」と「トレーラーハウス」の区別が良く分かっていなかった状況でした。

昨今、移住の話題を耳にすることも多くなりましたので、「トレーラーハウス」は移住と親和性が高いのでは?と思ったのが興味を持ったきっかけです。

そして、興味が湧くともっと知りたくなる性分ですので、実際にトレーラーハウスを作っているメーカーさんに生産現場や、モデルハウス(モデルカー)の中を見せていただきましたので、今回はそのレポートも含めたお話です。

トレーラーハウスとキャンピングカーの違い

キャンピングカーはこんなイメージです。

キャンピングカーのイメージ

キャンピングカーは車両ですので、自動車取得税、重量税等はかかります。

トレーラーハウスはこんなイメージです。

トレーラーハウスのイメージ
イメージ画像です。実際に見学したトレーラーハウスではありません。

トレーラーハウスに車輪はついていますが特殊車両扱いなので、現状、自動車取得税や重量税等もかかりません!

見た目の違いで言えば、トレーラーハウスは「車輪のついた家」です。

キャンピングカーより、見た目も普通の住宅に近いですよね。

室内に入ると、もう普通の家かマンションです。

キッチン、バスタブつきの浴室、トイレ、洗濯機置き場など水回りも完璧に備わっています。

マイナスポイントを挙げるとすると、工場で生産して設置場所まで車でけん引して運ぶので大きな面積がとれないことです。

1棟の面積は最大でおよそ50㎡、1LDK+ロフト、2DK+ロフトという間取りですので家族が増えるとちょっと手狭かなと思います。

ただ、トレーラーハウスを2棟、3棟つなげれば広くなりますので、解決できない問題でもないかもしれません。

トレーラーハウスの良いところ

私が最もプラスポイントだと思ったのが、通常の住宅は建築できない「市街化調整区域」などでも設置が可能なことです。

市街化調整区域の土地は通常、一般住宅の建築ができないので、市街化区域の土地にくらべて安価です。

つまり・・安い土地に家を設置できるので、住宅のコストが抑えられるということです。

過去にハウスメーカーに勤めていたときにあった話ですが

お客さんが「良い土地が見つかりました!ここで間取りプランを作ってください。」といって、土地の資料を持ってきてくれたんですね。

しかし、よく土地の資料を見てみると・・

「市街化調整区域」の文字が。

普通の家は建築できないのですね。(農家など特別な許可を得た人を除いて)

そして、泣く泣くその土地はあきらめることになりガッカリ。

でも、トレーラーハウスなら市街化調整区域でも設置できる可能性があります。

トレーラーハウスの取り扱いは行政もまだ慣れていないところがあるので、しっかりとした行政との打ち合わせは必要です。

その他トレーラーハウスのメリットはこんな感じです。

トレーラーハウスは住宅ローンを組める?

トレーラーハウスが良いな!と思ったところで気になるのはローンが組めるかどうかだと思います。

結論からいうと、残念ながら「住宅ローン」は組めません。

トレーラーハウスは建築基準法の規制を受けない一方で、建築物とみなされないので住宅ローンを組めません。

各種ローン会社のローンを組むというのが一般的な選択肢になります。

その場合、金利はローン会社によって異なりますが年利数パーセントとなるようです。

一部の金融機関ではマイカーローンが組めるところもあるようですので、ダメもとで近くの金融機関に問い合わせてみるのもいいかもしれませんね。

マイカーローンなら金利1~2%で借りられる場合もありますので、住宅ローンの長期固定金利と差は少なくなります。

新しい住まいのカタチ

トレーラーハウスはすべての人に最適な選択とまではいえないかもしれませんが、ピタッと当てはまる方もいると思います。

「住まいをどうするか」は一生のうちで避けて通れない選択です。

住宅ローンを組んで一生住める家を建てるというのも一つの選択ですが、住宅ローンに縛られずにもっと気軽に住まいを考えたい人もいるでしょう。

トレーラーハウスという選択肢があることを知っておけば、まったく新しいライフプランを描けるかもしれません。

自分のライフプランにはどんな住宅が合っているのか、考えてみる楽しさも増えると思いました。

コロナ禍の影響で住宅ローンを借りる人は減って、住宅ローンの新規貸出額も減っただろうなと個人的には思っていました。

しかしフタを開けてみると意外にも、2020年度の住宅ローン新規貸出額は前年比0.5%増で5年連続で20兆円台となったようです。

(住宅金融支援機構発表より)

増えたのはあくまで「新規貸出額」ですので、「貸出件数」についてはデータが無かったので分かりません。

年月R2.45月6月7月
着工戸数69,56863,83971,10170,244        
対前年同月比(%)▲ 12.4▲ 12.0▲ 12.8▲ 11.3         
2020年度住宅着工戸数(国土交通省)

上の図は2020年度の住宅着工戸数のグラフです。

7月までのデータしか出ていませんが、前年比で▲11.3%~▲12.8%となっています。

新築住宅が増えていない。

でも住宅ローンの新規貸出額が増えている。

となると・・

住宅価格の上昇で一件当たりの借入額が増えたか、中古住宅や中古マンションなどの取引が増えたことが理由としてあるのではないかと考えられます。

リモートワークには専用の部屋があるのが一番良いが、賃貸の間取りでは部屋数が足りない。

↓

都心の新築だと価格が高い。

↓

郊外の中古物件なら、間取りも広く価格も手が届きそう。

という流れで、郊外の中古物件を検討する人が増えていることはマスコミでも少し話題になっていましたね。

コロナ禍であっても「住宅を買う人は買っている」という事実がデータからも分かります。

コロナ禍をきっかけに家を買うという人もしるでしょう。

先が見通せない今だからこそ、住宅を買う人にはぜひやって欲しいことがあります。

それは・・

将来の家計シュミレーションです。

住宅ローンの返済はもちろんですが、固定資産税やリフォームの費用など長年住む持ち家だからこそかかる固定費も増えてきます。

住宅ローンと固定費を合わせて無理なく支払っていけるのか、買う前に考えておくことが大切です。

また、将来家計のお金が足りなくなりそうなら、今から少しでも増やす計画も立てる必要があるかもしれません。

数年後にお金が足りなくなりそうと思ったときには時すでに遅し・・とならないように。

お金を増やす計画は、早ければ早いほど有利ですので今からですぐ動きましょう。

自分で投資するのはリスクがあるし・・

投資の勉強はあまりしたことがないので怖い・・

そんなあなたは、保険で資産運用すれば万が一の保障もつけながら資産が増やせます。一石二鳥で安心!

外貨建終身保険など貯蓄型保険のセールストークでありそうなフレーズを考えてみました。

ちょっと魅力的な商品に思えるのではないでしょうか。

かくいう私も20年近く前に、外貨建終身保険に魅力を感じ加入していたことがあります。

過去形なのはもうすでに数年で解約してしまっているからです。

この記事では私の過去の体験談(失敗談?)もまじえて、「外貨建て終身保険」は本当に魅力的な商品なのか考えてみます。

外貨建て終身保険の落とし穴

外貨建終身保険に加入しながら、自分が投資を行っていることに気づいていないケースもあります。

「え、保険なんだから投資じゃないでしょ?」と驚く方もいらっしゃいます。

ここで外貨建終身保険はどんな商品なのかおさらいしましょう。

外貨建終身保険は、支払った保険料が保険会社によってドルなどの外貨で運用されます。

そして、万が一の場合の保険金は外貨で支払われます。

解約する場合の解約返戻金も外貨で支払われます。

つまり、保険会社に自分のお金を預け、外国の通貨で運用をしてもらうということです。

そこに保険の機能も付いてくるということです。

自分で直接投資するわけではありませんが、保険会社によって投資されます。

保険会社を通して間接的に投資を行っているのですからリスクから逃げることはできません。

保険商品の注意書きにもこのように書かれています。

保険料を円で払い込む場合や、保険金や解約返戻金を円で受け取る場合は為替の変動によりその額が変動(増減)し、損失が生じるおそれがあります。

さらに、保険会社にお金を預けて投資を行ってもらうのに手数料がかかります。

ある大手保険会社の販売手数料は7%ともいわれますので、30年間で1,000万円の保険料を支払ったとすると、販売手数料で70万円は消えることになります。

さらに、死亡保障などの手数料が差し引かれると・・

保険会社の手数料は開示されていないので、正確にはどれだけの手数料が差し引かれているのか分かりません。

投資信託などは販売手数料や運営管理費用など細かく開示されています。

それと比較すると、保険の手数料だけブラックボックスなのは不可解な気もします。

自分で投資を行う場合も手数料はかかりますが、保険会社へ支払う手数料と比較すれば微々たるものです。

過去の私もこのことに気づいていませんでした。

知り合いの保険会社の人のうまいセールストークにのせられ、投資をやったこともないのに外貨建終身保険で投資を行っていたのです。

為替レートの仕組みすらしっかり理解できていなかったように思います。

今考えると本当に恥ずかしいです。

保険に勝る資産運用は?

保険会社に高い手数料を支払って投資を行うより、自分で資産形成をしましょう。

iDeCo(イデコ)やNISA(ニーサ)であれば、少ない手数料コストで自分で投資を行うことができます。

しかも、投資による利益は非課税。

所得控除などのメリットもあります。(イデコの場合)

保険の場合、解約返戻金は一時所得として所得税、住民税がかかる場合がありますので、イデコやニーサは税金面でも有利です。

保険会社にお金を預けて自動的に投資するより、自分で投資するほうが少しの手間と知識は必要となります。

それでも、少しの手間と時間をかける価値はあると思います。

今少しの手間を惜しんで保険にお金をつぎ込み続けるのか、より合理的に資産形成をする方法を選ぶのかはあなたの次第です。

先回の「iDeCo(イデコ)の始め方から商品選びまでを解説」で少しだけ「リスク」について説明しました。

リスクと聞くと普通は、「危険」のようなネガティブ言葉をイメージするかもしれません。

リターンと聞けば、「収益」とか「もうけ」のようなポジティブな言葉をイメージするかもしれませんね。

でも投資における「リスク」や「リターン」の意味はこれとは少し異なります。

分かりにくい部分かなと感じましたので、改めて「投資におけるリスクとリターン」についてできるだけ分かりやすく解説したいと思います。

リスクとリターンってなに?

リスクとは

投資のおける「リスク」は「危険」という意味ではなくて、「結果の不確実性」を表します。

「リターンのばらつき」とも言い換えられます。

リターンとは

「リターン」はお金を運用した結果、得られる「利益」や「損失」を表します。

プラスの「利益」だけでなく、マイナスの「損失」であっても「リターン」に含まれるというのはちょっと意外ですよね。

リスクとリターンの関係図

リスクとリターンの関係を図に表すとこんな感じになります。

リスクとリターンの関係図(出典:知るぽると)

この図から読み取れることは・・

ということです。つまり・・

といえます。

ですから、損失だけでなく利益のばらつきも大きいとしたら、それは「リスクが高い」ということになります。

振り子の原理を思い浮かべるとさらに分かりやすいかもしれません。

リスクが低いのが左の振り子でリスクが高いのが右の振り子です。

リスクが低いと、プラス方向へもマイナス方向へも少ししか振り子は振れません。(リターンのばらつきは少ない。)

リスクが大きいと、 プラス方向へもマイナス方向へも 大きく振り子は振れます。(リターンのばらつきは大きい。)

まとめ

今まで考えていた「リスク」と「リターン」のイメージは変わったでしょうか。

リスクをとると、大きく利益を得る可能性もあれば、大きな損失を被る可能性もありますのでご注意ください。

余談ですが、もし「元本保証で、年率20%のリターンが確実に得られます!」という投資に誘われたらどう思われますか?

普通預金の金利が0.001%という中、すごく魅力的な話に思えるかもしれませんが・・

この世にローリスク・ハイリターンの投資は存在しません。

「リスク」と「リターン」の関係を正しく理解していれば、このうまい話は詐欺だとすぐに見抜けますね。

投資行う人はもちろん、投資をしない人も思わぬ金融詐欺に巻き込まれないために大事な知識ですので、しっかり身に着けておきたいですね。

最近、住宅ローンのご相談とともに、iDeCo(イデコ)についてのご相談が増えてきています。

コロナ禍の影響もあるのか、何かと不確実性の高い世の中で少しでも資産を増やして老後の生活を安定させたいという思いがあるのかもしれません。

2022年5月~はそれまで60歳まで加入可能だったのが、65歳まで加入できるようになりました。(一部例外を除く。)

長寿化に合わせて国も年金の制度を充実させようという姿勢が見えます。

とは言っても・・今まで投資をやったことが無い人が「iDeCo良いですよ。やってみましょう。」と言われても、何から始めれば良いのか分からないのが正直なところだと思います。

20年ぐらい前に会社員だった頃に、会社の年金がiDeCo(当時の企業型確定拠出年金)へ移行され、何がなんだか分からないうちに口座を作らないといけなかった時の自分の困惑ぶりを思い出します。

ですので「iDeCoってよく聞くけど何をやったら分からない。」という方の気持ちもよく分かります。

iDeCoがどんな制度なのかは理解してる前提で今回は話を進めていきますので、iDeCoって何?と思った方は、下記の記事もご覧ください。

http://fp-lifeoflife.com/pension

金融機関(運営管理機関)を選ぶ

iDeCoの口座は一人一つしか開設できませんので、最初にどこの金融機関で口座を作るか決めます。

その金融機関の数は200社以上あり、銀行、証券会社、保険会社などから選びます。

選ぶポイントは3つ。

「手数料」「商品ラインナップ」「サポート体制」です。

手数料

手数料は「口座を開設するとき」と「口座を維持するために毎月」かかります。

口座開設手数料は最初に一度きりかかる費用として最安で2,829円、口座維持管理手数料は最安で毎月171円かかります。

それほど大きな負担ではありませんが、チリも積もれば・・ということでできるだけ手数料は少ないところを選びたいところです。

商品ラインナップ

金融商品の品ぞろえは金融機関によって異なります。

なんとなく金融機関を選んでしまって、後で「選びたい商品がない!」とならないようにしましょう。

多くの金融機関では投資信託、保険、定期預金なの商品ラインナップをそろえています。

インデックスファンド、アクティブファンドなど幅広い種類の金融商品を取り揃えているところが良いでしょう。

また、商品ごとの運用管理費用も注目すべき点です。

例えば、外国株式のインデックスファンドを組み入れるとします。

ところが、A金融機関の運用管理費用は0.1% 、B金融機関の運営管理費用は0.2%という場合もあります。

たった0.1%の差ですが、長期間積み立てていくことを考えれば無視できない差となります。

サポート体制

サポート体制も金融機関によって異なります。

メールのみの受付、フリーコールでの対応も可能なところ、など様々です。

必ず電話対応してくれるところじゃないと!ということはありませんが、ご自身の投資レベルに合わせたサポートを受けられそうなのかは確認したほうが良いです。

「土日しかサポートに連絡できない。」という方は、土日対応しているかも確認すると良いでしょう。

商品を選ぶ

商品選択において「これが絶対の正解」というものはありません。

将来どの商品が値上がりするのかなんて誰にも分からないのです。

ですから、自分なりの考え信念を持った商品選びを行うことが大切です。

例えば、

「自分は日本の将来に希望を持っているから日本株式だけに投資しよう」

「新興国のほうが将来的に発展しそうだから、新興国株式に投資しよう」

など、人によって考え方は様々です。

どれが正解で間違いなんてことは誰にも分からないことです。

ただ、データとして商品ごとの「リスク」はある程度予測数値が出ていますので、それは参考にするべきです。

「リスク」と聞くと危険度などのイメージを浮かべるかもしれませんが、投資の世界の「リスク」は意味が少し違います。

投資の世界の「リスク」は価格の振れ幅を意味します。

例えば「○○%の確率で上振れ○○%、下振れ○○%の範囲に収まる」というものです。

これを知っておけば、どれぐらいの値上がり・値下がりが起そうなのか、ある程度予測できます。

目標とする利回りを達成できそうなのかの目安にもなるでしょう。

それでも、リーマンショックのような想定外の市場の混乱が起きると、この予測から大きくはすれてしまうこともあります。

まとめ

iDeCO(イデコ)は老後の資産を作る方法として始める方も増えています。

最初のスタートを間違えると、資産が増えるペースを落とすととになってしまいますが、行うべきことの順番を知ったうえで、一つずつ段階を踏んでいけば誰にもできる投資です。

iDeCO(イデコ) は制度改正が行われるたびに内容は充実していると感じます。

高齢化の波は止められませんので、これからも iDeCO(イデコ) の制度は進化し続けると予測します。

少しずつでも投資し続けた人と、やらなかった人では将来的に大きな差が生まれるかもしれません。

最低毎月5,000円からの投資が可能ですので、一歩ずつから挑戦してみましょう。

損害保険料率算出機構が火災保険参考純率の変更に関する届け出を行い、金融庁から許可を得たとの発表がありました。

これまでもジワジワと火災保険料は上がってきましたが、今回は過去最大の値上げが起きそうです。

値上げ幅は地域によって違うのですが、地域によってはプラス30%以上の改定率も!

異常気象などによる自然災害で保険金の支払いが急増しているというのが、改定の理由のようです。

理由を聞けば仕方ないのかなと思う部分はありますが、家計の負担が増えるのはあまりうれしくありません。

この記事では、これからどのくらい火災保険料が上がりそうなのか、また少しでも火災保険料を安くおさえる方法をご紹介します。

住宅を所有している人や、これから買おうとしている人にとって火災保険は必ず負担しなければならな支出ですので、要注目です

火災保険料の決まり方

どのくらい火災保険料の値上げが起きそうなのか理解するために、どのように支払う火災保険料が決まるのかについてご説明します。

支払う保険料(保険料率)=純保険料 + 付加保険料

表1,損害保険料率算出機構「火災保険参考」出典:損害保険料率算出機構「火災保険参純率 改定のご案内」

支払う保険料は上記のような、仕組みで算出されます。

今回、改定が行われたのは「純保険料率」の部分です。

純保険料は災害が起こった時に、保険会社が支払う保険金に充てられる部分です。

それに、経費や利益である「付加保険料」もプラスされ、「保険料率」が決まります。

純保険料率の改定率は下記の事例を見てください。

表2,出典:損害保険料率算出機構「火災保険参純率 改定のご案内」

地域または建物の構造によって大きな差がありますよね。

注意するポイントは、この表の改定率そのまま保険料が値上げされるわけではないということです。

各保険会社はこの改定率を参考にして、会社の利益や経費を考慮し保険料率を決めます。

ただ純保険料率が上がっている地域は保険料は値上げされる可能性が大きいといえます。

火災保険の最長契約期間が10年から5年に短縮

「最長契約期間が10年から5年に変わっただけで何か違いがある?」

と思われるかもしれませんが大きな違いがあります。

火災保険料は5年ごとに更新するより、10年契約のほうが安い!のです

10年契約のほうがどのくらい安いかというと約18%です。

18%は大きいですね。

最長契約期間の短縮も自然災害が理由のようです。

長期の契約だと保険会社が保険料を値上げ機会が少なくなり、収支が悪化するとの理由でしょう。

これもまた保険料を支払う身としてはつらいところです。

火災保険料をおさえ家計の負担を少なくする方法

方法その1

「火災保険料の決まり方」でご紹介したように、火災保険は地域と建物の構造によって変わります。

これから家を買おうとしている方は、「建物の構造」に注目です。

表2の〈築5年未満の例〉を見てみましょう。

T構造(火災に強い構造)だと逆に改定率がマイナスの地域もあります。

東京▲0.6%、愛知▲2.1%、山口▲11.6%

このような地域はT構造にすることで火災保険料が安くなる可能性もあります。

これから家を建てる人は、建物構造によっても火災保険料が変わることを知っておきましょう。

方法その2

今ならまだ10年の最長契約も可能です。

今、家を検討している人はできるだけ10年の契約にしておきましょう。

ただ「火災保険料が高くなるから早く家を建てなきゃ」とあせるのは禁物です。

将来の家計を考えたうえで資金計画からまずはじっくりと検討したいですね。

家を買うための流れをしっかり事前に知っておくことは、家の購入を成功させる重要なポイントです。

今回は新築住宅を買う場合の流れをご紹介します。

家と土地含めた全体の予算を決める。(住宅ローンの額を決める)

重要ポイントここでポイント

最初にしっかりと予算決めをします。

将来の収入と支出をライフプランに落とし込み、無理のない予算を決めます。

家に予算を使いすぎて、子供の教育費や老後の資金が足りなくならないように計画しましょう。

STEP
1

建物と土地の予算の振り分けを決める

土地に関しては住みたい場所、土地価格の相場、土地の広さなどから予算は決まってきます。

土地に予算を割きすぎると、建物の予算が少なくなってしまいますのでバランスは重要ですが、この辺りは個人の価値観で変わると思います。

予算は限られていますので、建物と土地のどちらを優先して予算を割り振るのかは個人の考え方次第だと思います。

STEP
2

住宅会社、不動産会社へ来店、相談

建物の単価は、木造、鉄骨、RCなどの工法また建築会社により異なります。

「これだけは実現したい」という建物の希望を明確にして、希望をかなえてくれそうな信頼できる住宅会社を選びましょう。

「デザインがかっこいい」「TVでCMやってる」などパット見の印象に目が行きがちですが、住宅の基本性能がより重要です。

一般的によくいわれる耐震性能などはもちろんですが、修繕コストが安く済むというのも重要なポイントです。

家は長年住めば必ずメンテナンスは必要になりますので、壁や屋根ができるだけ長持ちする建物が良いですね。

また、断熱性能の高い家は光熱費のコストを下げられます。

重要ポイントここでポイント

「耐用年数が長い」「断熱性能高い」これらの性能を満たす家は費用も高くなる傾向がありますので、費用対効果の検討が重要です。

土地は不動産会社が売主(土地の持ち主)の場合をのぞいて、不動産会社の仲介で買う場合が多いと思います。

ですので、仲介不動産会社の手腕によって安心できる土地取引ができるのか決まるわけです。

物件をたくさん紹介してくれれば良いわけでもありません。

一つ一つの物件のメリットとデメリットを客観的に伝えてくれて、最終的な決定権を買う方にゆだねてくれる会社が良いです。

「この物件も良いですよ!あの物件も良いですよ!急いで買わないと無くなります!」と勢いだけの会社はちょっと避けたほうが良いでしょう。

STEP
3

土地の購入申し込み、住宅ローンの事前審査

欲しい土地が見つかり、建物のおおよその見積もりが出たところで住宅ローンの事前審査を申し込みます。

重要ポイントここでポイント!

不動産会社やハウスメーカーから住宅ローンを紹介される場合もありますが、他の住宅ローンとも比較しましょう。

事前審査ですので、最終的に住宅ローンを契約する金融機関が変わっても問題はありません。

住宅ローン選びは妥協せずにしっかり行いましょう。

住宅ローン選びをしっかり行うか、行わないかで数十万~数百万円の違いが出る場合もあります。

STEP
4

土地の契約

住宅ローンの事前審査が通ったら、土地の契約を行います。

土地代金の10%を手付金として支払うケースが多いです。

重要ポイントここでポイント

契約書の内容は重要です。

万が一の場合、土地を買った人の権利が守られる内容になっているかしっかり確認しましょう。

STEP
5

建物の契約

しっかり建物の仕様などを決めてから契約する会社、おおよその見積もりで契約する会社など、まちまちです。

重要ポイントここでポイント

契約書に支払う金額とその支払い時期が記載されます。

建物の代金は契約金、着工金、中間金、引渡金など3~4回に分けて支払うことが多いです。

いつ・いくらの支払いがあるのか確認しましょう。

支払い時期にお金がない!とならないように。

STEP
6

住宅ローンの本審査

建物の契約が終わったら住宅ローンの本審査を申し込むことができます。

建物図面や見積書が必要になりますので、建築会社や不動産会社に必要な書類を準備してもらうように依頼します。

STEP
7

住宅ローンの金銭消費貸借契約

金銭消費貸借契約は通称「金消契約」ともいわれる住宅ローンの契約です。

本人確認書類、印鑑、印鑑証明、住民票印紙代などを持って金融機関へ行きます。

STEP
8

土地の引き渡し、残金支払い

土地の残金を支払うと同時に、所有権を移転するための登記手続きを行います。

住宅ローンで残金を支払う場合は、金融機関に売主、買主、不動産会社、司法書士の4者が集まり、手続きを進めます。

現金で支払う場合は、不動産会社の事務所などで行う場合もあります。

重要ポイントここでポイント

申し込んだ住宅ローンが完成した家にのみ融資するローンの場合、引き渡し前には分割して融資を受けられません。

この場合、住宅ローンが実行されるまでの中継ぎのために借り入れる方法が「つなぎ融資」です。

土地の決済で「つなぎ融資」が必要な場合は事前に申し込み等の手続きが必要です。

STEP
9

建物の引き渡し

土地と同じように、現金または住宅ローンで残金を支払い登記の手続きを行います。

STEP
10

まとめ

家を購入する際の流れはつかめたでしょうか。

自分で流れをつかんでおけば家づくりの主導権を自分でコントロールすることができます。

住宅会社や不動産会社と協力しながらも、疑問があればすぐに質問しましょう。

ぜひ、自分が家づくりプロジェクトのリーダーになったつもりで計画を進め成功に導いてください。

住宅ローンやお金のことで迷った場合は専門家にご相談ください。

住宅を購入しようと思ったときに、手元にまとまった貯金があったとしても頭金をいくら出してよいのか迷っている方も多いと思います。

「頭金をたくさん出したほうが住宅ローンは少なくて済むけど・・」

「貯金から頭金をたくさん出してしまうと後々の教育費が・・」

こんな迷いは尽きませんよね。

この記事では「住宅購入時の頭金の額」を決めるためのポイントについてご紹介します。

貯金から頭金をいくら出すか迷っている方はぜひお読みください。

住宅ローン減税(控除)を最大限受けられるように頭金を調整する

令和3年度の税制改正によって、住宅ローン減税を13年間受けられる期限が令和4年入居まで延長となりました。

ただし、契約期限があります。(注文住宅はR2.10~R3.9まで、分譲住宅等はR2.12~R3.11まで)

住宅ローン減税とは何か?についてはここでの詳細な説明は省きますので、国税庁のページと以下の記事も参考にしてください。

住宅ローン減税の控除期間が3年延長、13年に

住宅ローン減税の期間延長決定!

住宅ローンをたくさん借りたほうが、住宅ローン減税の額も大きくなります。(控除額の上限はあります。)

ここで考えられる作戦の一つは、頭金をあえて減らして住宅ローンの借入額を増やすということです。

注意点は住宅ローンの借入額を増やせば、「金利の支払いが増える」ということです。

そこで、金利の支払いを減らすために繰り上げ返済を組み合わせます。

13年目の住宅ローン減税を受けた後に繰り上げ返済をします。

具体的な例で見てみましょう。

住宅の総予算:5,000万円

頭金にする予定の貯金:2,000万円

上記のような住宅予算であれば普通は、頭金2,000万円、住宅ローン3,000万円で決まりのように思えますが・・

ここであえて4,000万円の住宅ローンを組みます。

3,000万円の住宅ローン借入額にする?

↓

1,000万円増やして4,000万円の住宅ローンに!

↓

13年目の住宅ローン減税が終了してから、1,000万円を繰り上げ返済

貯金は頭金としてすべて使うのではなくて、繰り上げ返済の資金として半分残しておきます。

この方法であれば住宅ローン減税を目一杯受けたうえで、金利の負担を抑えることも可能です。

※実際の住宅ローン金利、また所得税・住民税の額により結果は変わりますので詳細なシミュレーションは必要です。

資産運用を想定して頭金を調整する

前段の事例から1,000万円の頭金を減らして手元に現金を残すパターンを引き継ぎます。

最初に使わなかった1,000万円は繰り上げ返済の資金として半分残しておきましたね。

この1,000万円を繰り上げ返済するまでの13年間、資産運用してみます。

運用方法:毎月積み立て投資6万円

想定利回り:2%

運用期間:13年

積立投資結果

参考:金融庁資産運用シミュレーション

13年間積立投資を行うと、元金936万円+収益131.9万円 で 合計1,067.9万円になります。

正確には936万円を投資しましたので64万円は残ってますね。

これも合計すれば総合計はおよそ 1,131万円 となります

※あくまで運用シミュレーションですので、想定より収益が下回ることもあります。

住宅購入時の頭金についてのまとめ

ここまでみてきたように頭金の額を決めるポイントは

ということです。

この2つを組み合わせることで、減税額と資産を増やす効果を得られるのです。

頭金の額の違いだけで、数十万、数百万の差が出ることもあります。

頭金の額はなんとなく決めるのではなく、しっかりとシミュレーションを行ったうえで決めましょう。

相談者

住宅ローンは年収の何倍まで借りても大丈夫なのでしょうか?

相談者の方からこのような質問は実際によくいただきます。

一般的には「年収の5倍まで」という言葉を良く目にするのではないでしょうか。

しかし、いままで多くの家計を実際に見た経験からいうと「年収の5倍まで」を信じて住宅ローンを借りてしまうと危ないなと感じるケースもあります。

結論からいうと「年収の○○倍まで」というのは、一つの目安であって絶対的な基準ではないということです。

この記事では

についてご紹介します。

これから住宅ローンを借りようと思っている方はぜひお読みください。

「年収の5倍まで」を信じてはいけない理由

Aさん、Bさんの家計の事例で見てみましょう。

共働きで世帯年収は同じ1,000万円です。

 Aさん(世帯主)Bさん(世帯主)
世帯年収1000万円1000万円
年齢30歳42歳
家族構成配偶者のみ配偶者と子供3人
預貯金などの資産800万円1000万円
基本生活費月々15万円月々35万円
退職金1000万円500万円

「年収の5倍まで」を信じるとすると2家族とも5,000万円まで住宅ローンを借りても大丈夫ということになりますよね。

ところが・・

2家族を比較すると同じなのは「世帯年収」だけで年齢も、貯蓄も、家族構成も、月々の生活費もすべて異なります。

人によってお金の使い方は違うので「月々の生活費」は意外と差があります。

「月々の生活費」が5万円違えば、1年間で60万円の差が生まれます。

30年間では、1,800万円の差に!

「月々の生活費」は「支出」になります。

「世帯年収」が同じでも「支出」が違えば、貯蓄できる金額に差が出ることはいうまでもありません。

同じ世帯年収1,000万円の家計でも中身をみると千差万別なのです。

人によって差が出るのは、「月々の生活費」だけではなく

こんなことも人によって条件は違うはずですので、また差が生まれます。

条件が違う家計を「今の年収だけ」で判断してはいけないことが分かります。

一つの決まった型に当てはまる家族や家計はありませんので、「今の年収だけ」で借りても大丈夫な住宅ローン金額は分からないのです。

借りても大丈夫な住宅ローン金額を知る方法

借りても大丈夫な住宅ローン金額を知る方法は、一生の収入と支出による「将来にわたる家計のシュミレーションを行う」ことです。(支出には住宅ローンの返済も含まれます。)

これは「ライフプラン」といいます。

下の図は「ライフプラン」の中の資料の一部です。

実際はもっと細かい項目に分かれているのですが、分かりやすさ重視で簡略化しています。

<現在30歳の人が90歳までのライフプランを作ったケース>

 30歳31歳・・90歳
収入合計(A)10001100・・?
支出合計(B)6001200・・?
年間収支(A-B)100△100・・?
金融資産残高800700・・?

単位:万円

1年ごとに収支(A-B)を計算すると、年末に残っている金融資産残高(貯金など)が分かります。

金融資産残高が0になってしまうと貯金が0になってしまうことを意味します。

シュミレーションで貯金0になってしまっても落胆する必要はありません。

0にならないように家計を改善すれば良いのです。

シュミレーションは家計をより良く改善するためのポイントを見つけるためのものですので、「改善ポイントが見つかって良かった!」と思っていただいて良いと思います。

90歳ぐらいまで、一度も金融資産残高が0にならない結果が出れば一安心でしょう。

「人生100年時代」ともいわれますから、場合によっては100歳までシュミレーションしても良いと思います。

現実の人生は一度きりですが、シュミレーションであれば何度でも失敗できます。

失敗パターンを多く経験すればするほど、成功パターンに近づけるといえます。

ぜひたくさんの失敗をシュミレーションで経験して、自分だけの成功パターンを見つけてください。

遺言のイメージ

遺言を家の金庫や、引き出しの中にしまってあるという人も結構いるのではないでしょうか。

でも、自宅保管だと遺言を書いたことを忘れてしまったり、相続人が勝手に内容を書き換えてしまったりと問題が起こる可能性もあります。

せっかく子供や孫のために書いた遺言書の内容が正確に伝わらないのは悲しいことですよね。

そこで、こういった問題を解決するために令和2年7月10日より、「法務局における遺言書等に関する法律」が施行されました。

簡単にいうと法務局へ遺言書を保管するための法律ですね。

法務局って不動産に関わる仕事をしている人には馴染みの場所ですが、一般の人はあまり馴染みがないですよね。

私も不動産の仕事をしているときは週に何回も通いました。

法務局は名古屋市内だけでも3か所あります。

この記事では、この法律の施行によって今までと何が変わったのか?

何に気をつけたら良いのか書いていきたいと思います。

遺言書を自宅で保管する場合の問題点

自宅で遺言を保管してしまうと・・

遺言書を法務局で保管するメリット

遺言書を法務局へ保管する際の手続き

申請書を作成する

申請書に必要事項を記入します。

申請書は法務局のHPからダウンロードできます。

申請書はこちら

法務局に足を運んで窓口でもらうこともできます。

STEP
1

保管申請の予約をする

法務局手続案内予約サービスの専用HPで予約するか、電話で予約をします。

予約ページはこちら

STEP
2

保管の申請をする

必要なものは以下の通りです。

1、遺言書

2、申請書

3、住民票の写し等(本籍の記載があるもの。作成後3か月以内)

4、本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど)

5、手数料(1通につき3,900円です。収入印紙を手数料納付用紙に貼ってください。収入印紙は法務局でも買えます。)

STEP
3

保管証を受け取る

手続き終了後、氏名、生年月日、遺言書保管所の名前および保管番号が記載された保管証が渡されます。

保管番号は大切なものです。

保管番号は遺言書の閲覧、撤回、変更の届出や相続人が遺言書情報証明書の交付請求をするときに使いますので、大切に保管します。

STEP
4

遺言を書いておくことの重要性

遺言を書いておくことは、空き家問題のトラブルを避けることにもおおいに役立ちます。

遺言を書いておかないと・・

といったことが起こる可能性もあります。

空き家は以下のようなトラブルを招く原因にもなります。

遺言を書いておくことは、家族間の争いを避けるためにも有効ですし、社会的な問題を解決する意義もあります。

遺言を法務局へ保管する手続きは比較的、容易にできますので一度検討してみてはいかがでしょうか。