人生の幸福度が増すのは50代以降

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

今年もみなさんのお役に立てるような記事を少しでも多く書いていければと思います。

「幸福につながるライフプラン」というのが自分の仕事の大きなテーマの一つでもあります。

テーマが少し大きすぎる気もしますが、新年なのでいつもと違った視点でライフプランを考えてみたいと思います。

英国の研究によると・・

人が感じる幸福感の度合いを年齢別グラフにすると、人生の始まりと終わりでは高く中年期で落ち込むという、「U字型曲線」を描くといいます。

幸福度がU字型曲線になるのは、配偶者の有無、収入、仕事、子供などに関わらず世界共通だそうです。

これは英ウォーリック大学の研究報告によるものです。

幸福度のグラフ

※筆者がイメージして作ったグラフです。

さらに英ウォーリック大学と米ダートマス大学の経済学者チームが80か国200万人の精神的健康に関するデータを分析し、英国では男女ともに44歳前後で気持ちが落ち込む可能性が高いという結果も出ています。

米国では女性は40歳前後、男性は50歳前後と、男女間で差がみられます。

国による差も多少あるようですが、この結果から44歳前後で幸福度が一番落ち込んで、50歳ぐらいからふたたび上昇していくようなイメージが浮かびますね。

私も40代、まさにグラフの一番底ですのでまったく他人ごとではないです・・

ライフプランで行える対応策

じゃあ、これを知ったうえでどうしたらいいの?ということですが気分が落ち込みやすい年代だということを知っておくことが必要なのではないかと思います。

研究結果が出ているので気分が落ち込むのはしょうがないね!と思うことができれば、なんとなくあきらめもついて吹っ切れる気がします。

精神面の対策は専門外なのでこれぐらいにして、ライフプランにおいてはどのような対応が可能か考えてみます。

金銭面、人生のイベントなどでなるべく44歳前後に精神的負荷のかからないプランにするというのは一つの方法だと思います。

44歳前後に極端に貯蓄を減らしてしまうライフプランだと精神的にも不安になります。

また、この時期に盛りだくさんの人生のイベントが重なる計画にしてしまわないことでしょう。

自分の精神的な強さと相談しながら、結婚、出産、仕事のピーク、転職などの人生の大きなイベントが短期間に重ならないように少し余裕のあるライフプランにしたいですね。

そして、自分が楽しくなるようなイベントも計画することができればよりベストではないでしょうか。

・・と自分にも言い聞かせているつもりです。

投稿者プロフィール

鬼頭 良行
鬼頭 良行住宅不動産コンサルタント/1級ファイナンシャルプランニング技能士/宅地建物取引士
株式会社ライフオブライフ代表。
住宅相談を専門とする住宅不動産業界歴26年のファイナンシャルプランナー。買う方の立場に立った「住宅コンサルティング」「将来家計のサポート」を行う

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