買うならマンション?一戸建て?それぞれのメリット・デメリット

マンションを買うのか、一戸建てを買うのか。

家が欲しいなぁと思った時に多くの方が考えることではないでしょうか。

住んでみた人の感想も参考になりますが、色んな人の話を聞くとますます迷ってしまいますよね。

家を買った周りの人に聞けば、マンションを買った人は「マンションが良いよ!」と色々なおすすめポイントをあげて勧めてくれることでしょう。

また、一戸建てを買った人は「一戸建てが良いよ!」と勧めてくれることでしょう。

人は「自分が所有しているものは価値が高いと思いたい」という心理的なバイアスがかかりますから、買った人のおすすめの言葉は少し冷静になって分析する必要があります。

この記事では、マンション、一戸建てのメリット・デメリットをまとめてみましたので家探しの参考にして頂けれると思います。

マンションのメリット

防犯性

まずは防犯性の高さが挙げられます。

新築マンションはオートロックが標準仕様となっていますので、一階の共用玄関で人の出入りを制限できるというのは効果が大きいと思います。

最近では顔認証のマンションも出始めているので、こういった仕様が標準になる日も近いかもしれません。

また住人の出入りが常にあり、管理人や多くの人の目があるため不審者の犯罪を防ぐ効果も期待できます。

立地

マンションは一戸建てにくらべ、駅に近い場所など「好立地」に建てられることが多いということが挙げられます。

下図は2018年の1年間に販売された新築マンションと一戸建て住宅の戸数です。

マンションは駅から徒歩10分以内の場所を狙って分譲されていることが分かります。

立地の良いマンションは売れ筋なので、マンション業者も好立地を狙って建築します。

駅近くで、区画整理などの大規模な開発が行われると、高層で戸数の多いマンションが少なくとも1棟は建ちますよね。

戸数の多いマンションが建つとその周りに、生活施設が集まってくるので生活がよりしやすくなることもあります。

一戸建てマンション立地

出典:東京カンテイ「新築分譲マンション市場の特徴」

 

価格

同じような立地のマンションと一戸建てを比べると、マンションのほうが手が出しやすい価格であることが多いです。

その理由は、マンションは土地を多くの所有者で共有するから一人当たりの価格は安くなるからです。

どういうことかというと・・

例えば300坪の土地があって、そこに一戸建てを建てるとすると、一戸当たりの土地の面積は30~50坪必要です。

6~10戸の一戸建てしか建築できません。

マンションだと、300坪の土地があれば、20~30戸を分譲することも可能です。

マンション一戸当たりの土地の面積は10~15坪になるので、土地の価格が小さくなりますので、分譲価格もその分安くなります。

断熱性、気密性

これは私がマンションに住んで感じたことですが、意外と良いのが、「冷暖房が効きやい」ということです。

マンションの断熱性能にもよるところも大きいと思いますが、構造のメリットもあると思います。

マンションは上下、左右どこかにはお隣の住戸が隣接していますので、そこが断熱壁となってくれています。

外の熱気、冷気が直に伝わってくる面が一戸建てに比べれば少ないということは、あると思います。

マンションのデメリット

プライバシー

集合住宅ですので、一戸建てに比べればプライバシーの面では少々劣る部分もあります。

いくら防音性能の高いマンションでも上階で子供が飛び跳ねれば、振動が伝わることもあります。

玄関前の共用部分で住人が話をしていれば、自分の部屋の中に聞こえてきたりということは実際にあります。

一戸建てよりは、上下左右のお隣さんに少々気を使わないといけない部分はあります。

管理費、修繕積立金、駐車場代の負担

これらは一戸建てには無い費用ですから、負担に感じる方もいるでしょう。

修繕積立金は、住み始めてから値上げされることあるということは、頭に入れておいたほうが良いでしょう。

戸数が少ないほど、当初の修繕積立金の計画では足りなくなるということが起こりすいのです。

駐車場代は、立地が良いほど高くなりますので、毎月かかる費用として計算にいれておきたいです。

一戸建てのメリット

間取り、仕様の自由

建売物件でも様々な間取りがありますし、自由設計の家であれば、さらに思い通りの間取りにできます。

さらに、家の中の壁紙や、床材、キッチン、風呂、洗面台、トイレ、など自分の好みで選ぶことができるので家をつくる楽しみを味わうこともできます。

自分だけの家を建てたい!という思い入れのある方には向いているでしょう。

プライバシー

お隣との距離にもよりますが、マンションに比べてプライバシーの面では勝っているといえます。

お子さんが家の中で騒いだり、楽器を演奏したりしても大丈夫!自由な生活がしやすいというのはメリットです。

土地の価値が残る

日本の住宅市場において、住宅の価値は20~25年でほぼ0になってしましまいます。

(日本のこの慣習、評価は本当正しいのか個人的には疑問が残りますが・・)

それでも、土地の価値が無くなることはありませんので、資産として残すことが出来ます。

子供に資産として残したいなどの希望があればメリットとなるでしょう。

リフォームの自由

マンションのように大規模修繕で全戸一斉に!ということもありませんので、自分のペースで手をかけたい所に少しづつリフォームを加えていくこともできます。

内装はもちろん自由ですし、屋根、外壁なども自由に変えられます。

一戸建てのデメリット

防犯性

これはプライバシーの自由との裏返しだと思いますが、マンションと比べると防犯性では少し劣ります。

窓などの開口部が多いという構造が、防犯面では弱点となってしまいます。

一戸建てで防犯性を高めようとすれば、警備会社と契約する、防犯設備をつけるなど自分で対策をしなければなりません。

物件価格

マンションと同じような立地で、一戸建て買おうとすれば、価格はマンションより高くなる可能性が高いです。

一戸建てを建てるには、一戸当たりの面積がマンションよりも広く必要になりますし、一戸当たりの屋根、壁などの部材もより多く必要になります。

(理由の詳細は「マンションのメリット:価格」も見て下さい。)

リフォーム費用

マンションであれば修繕積立金で外装や共用部のリフォームを行うことができますが、一戸建ては自分で計画的にリフォーム費用を積み立て、準備しなければなりません。

特に、屋根や外壁は数十年ほったらかしでは性能を維持できませんから、およそ20年単位でリフォームが必要になってきます。

まとめ

住宅を検討しているときは、夢がふくらんで良い所しか目に入ってこなくなることも多いです。

マンション、一戸建てそれぞれメリット・デメリットがあります。

自分の思い描く生活をするのにはどちらが合っているのか、ライフスタイルから考える必要があります。

住んでみてから「こんなはずじゃなかった・・」とならないように、一度立ち止まって冷静にメリットとデメリットを考えてみると、より自分に合った家が見つかるかもしれません。

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