新NISAも盛り上がり投資市場も好調の中でやりがちな失敗とは
日経平均はバブル後の最高値をつけ、さらに史上最高値を目指すかと投資市場は盛り上がりをみせています。
新NISAの新規口座開設も混みあってて、時間がかかる状況にもなっているようです。
今まで投資をやってこなかった人もニュースを見て「新NISAも始まったし、こんなに株が上がるなら自分もやらなきゃ!」と思う人も少なくないのではないでしょうか。
私も20年ぐらい前にインターネットバブルの上昇市場につられて株に手を出しました。
多くのインターネット関連企業の株価が急騰している状況で、「自分もやらなきゃ」と安易に思ってしまった苦い経験。
その後、インターネットバブルははじけて買ったインターネット銘柄の株価は急落。
こんな恥ずかしい失敗をお伝えしておいてなのですが「株には手を出すな」と言いたいわけではないです。
今でも投資はやっていますし、投資は社会のためにも自分のためにも必要だと思っています。
お伝えしたいのは「投資をはじめるなら前準備が必要」ということです。
投資がはじめての人がやりがちな失敗とは
やりがちな失敗が「いきなり銘柄選びから始める」です。
上がり続ける株価をみて早く買わないとと今まで投資の経験のない人がいきなり銘柄選びから初めてしまう。
そして、これだ!と思った銘柄に多くの資金を集中させてしまう。(銘柄選びの基準は勘か直感?知り合いのアドバイス?)
失っても痛みのない範囲の少額で、お試しで買ってみるのは良いかもしれませんが、1つの銘柄に多くの資金を集中してしまうのは怖いですね。
そして、最初の投資で失敗した結果・・「投資は怖いからもうやらない」となってしまうのはもったいないです。
投資を始める前に準備したい事
最初に準備したいことは、「投資の予算を決める」ことです。
いくらまでの資金なら投資にまわしても、家計に影響が少ないのかを見極めます。
住宅を買う予算や、お子さんの教育資金も大事ですので、しっかり確保しておきたいです。
投資で失敗したら、家計崩壊という状況にならないように、投資をやるまえに「ライフプラン」はいつもおすすめしていることです。
次に「有利に投資できる制度を知る」ことです。
冒頭の新NISAもそうですし、iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)もあります。
ここでの詳細な説明は省きますが、投資をするなら少しでも税制上の優遇がある制度を使ったほうがお得です。
非課税、所得控除のメリットを最大限生かしたいです。
最後にやることが「投資先の選び方を学ぶ」です。
個人投資家でも参考にできる投資のデータはネット上にたくさんありますので、その分析方法を知っておくことで勘だけに頼らなくすみます。
投資指標の見方はご存じでしょうか。
株価収益率、株価純資産倍率、自己資本利益率
投資信託を選ぶなら
標準偏差、シャープレシオ、信託報酬率などの意味は最低限知っておきましょう。
投資初心者の頃に私がやってしまった失敗を、みなさんはやらないで済むように、投資の前準備を行うことをおすすめします。
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