フラット35は子供の人数が多いほど金利が引き下げに

フラット35で子供の人数に応じて、一定期間金利を引き下げる【フラット35】子育てプラスが新設されました。

2024年2月13日以降の資金受取分から適用できますので、来年以降に住宅ローンを借りて家を買いたい方の選択肢の一つになると思います。

1つ目の変更は、これまで住宅の性能等によるポイント加算だったのが、子供の人数によっても金利引下げポイントが加算されるようになったことです。

2つ目の変更は利引下げ幅を従来の最大年▲0.5%から最大年▲1.0%に拡充されたことです。

1ポイントにつき5年間で年▲0.25%の金利引下げとなります。

新設【フラット35】子育てプラスで試算してみました。

例えば子供2人の家族がZEH(ゼッチ住宅)を買う場合で考えてみます。

(ZEHってなに?と思った方はこちらの記事も参考に⇒「名古屋市で受けられる新築住宅の補助金について」)

【フラット35】子育てプラスで2ポイント

【フラット35】S(ZEH)で3ポイント

合計で5ポイントになります。

1ポイント年▲0.25%なので

まず4ポイントを使うと年▲0.25%×4=▲1%になります。

これで5年間▲1%がゲットできました。

4ポイントで年間最大▲1%に達しましたが、まだ使ってない1ポイント残ってますね。

このポイントは6年目~10年目の金利引き下げに使えます。

残り1ポイントなので、6年目~10年目の金利が▲0.25%されます。

結果をまとめます。

1年目~5年目まで▲1%(4ポイント分)

6年目~10年目まで▲0.25%(1ポイント分)

となります。

改正前と改正後でどれだけ返済額に差が出るのかも試算してみたいと思います。

改正前は【フラット35】S(ZEH)のみの3ポイントとなりますので以下のような金利引き下げとなります。

1年目~5年目まで▲0.5%

6年目~10年目まで▲0.25%

借入3,000万円、通常金利1.91%で試算

【フラット35】S(ZEH)の総返済額

40,003,935円

【フラット35】S(ZEH)と【フラット35】子育てプラスの総返済額

39,201,932円

差額

802,003円

【フラット35】子育てプラスのまとめ

結果として、子供が2人いる場合に【フラット35】子育てプラスを利用すると、80万ぐらいの金利メリットがあることが分かりました。

(今回は、借入3,000万で【フラット35】S(ZEH)と【フラット35】子育てプラスを併用する場合の試算ですので、異なる条件の場合は個別に計算が必要ですのでご注意ください。)

家を買うと引っ越し前、引っ越し後にも色々とお金がかかります。

80万円あれば家具を買ったり、引っ越し費用に充てたりもできます。

子供がいるご家族にとってはより魅力的な制度になったと思いますので、検討の余地はあるかと思います。

ただ変動金利との差がまだまだ大きいので、フラット35を第一候補とする人はまだまだ少ないかなというのが正直な感想です。

投稿者プロフィール

鬼頭 良行
鬼頭 良行住宅不動産コンサルタント/1級ファイナンシャルプランニング技能士/宅地建物取引士
株式会社ライフオブライフ代表。
住宅相談を専門とする住宅不動産業界歴19年のファイナンシャルプランナー。買う方の立場に立った「住宅コンサルティング」「将来家計のサポート」を行う

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”住宅ローンの組み方、住宅の買い方を変えるだけで数百万円の差が出ることも少なくありません。”

住宅ローンを組んでも家計は大丈夫なのか不安な時・・
・頭金はいくら準備すれば良い?
・どのぐらいの金額の住宅ローンなら組んでも大丈夫?
・子供の教育費は大丈夫?
・自己資金はどのくらい用意するべき?

無理のない住宅ローンはいくらなのか分かると同時に家計の見直しもできます。

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