ライフプランと企業年金・企業型確定拠出年金の関係

企業が掛け金を払い、従業員が運用する企業型確定拠出年金(企業型DC)で、約112万人分の年金資産が放置された状態になっていることが1日、国民年金基金連合会のまとめでわかった。

読売新聞オンライン

このニュースを見て最初に思ったことは

「なんてもったいない!」でした。

企業型の確定拠出年金は会社が従業員のためにお金をだして、従業員が自分で運用するものです。

将来の年金を会社が積み立ててくれるのでとてもお得な制度ですよね。

でも、自分の勤めていた会社にこの制度があるのを知らずに転職してしまい、そのお金が運用されずに放置されているのです。

放置されたお金は自動的に国民年金基金連合会に移されて、運用もされません。

運用されないどころか、手数料が毎年引かれていくので資産は減っていくだけとなります。

転職先企業に同じ企業型画定拠出年金があればそのまま資金を移動するだけなのですが、転職先企業に企業型確定拠出年金がなければ、自分でiDeCo(個人型確定拠出年金)に移す手続きをしなければなりません。

自分で手続きすることを知らずに転職して放置はもったいないですよね。

このことから分かることは「会社でどんな年金制度に加入しているのか知らない人が結構多い。」ということです。

あまり気にしていないというか、会社が勝手にやってくれるからおまかせでいいやという感じなのかもしれません。

一方、会社側にも責任はある気がするんですよね。

せっかく社員のために良い制度を導入しているのだから「うちの会社はこんな良い年金制度を導入しています!」ともっとアピールしても良いと思います。

会社側でもっと勉強会や説明会を行って周知するべきだと思うんですよね。

転職後に手続きをするのを忘れていた!という方は今からでも遅くありません。

手数料はかかるようですが、国民年金基金連合会に移されてしまったお金を取り戻せますので今からでもiDeCoを始めましょう。

ライフプランで住宅予算を考えるときにも年金額は重要

住宅予算のアドバイスさせていただく場合は、必ず会社でどんな年金制度・退職金制度に加入していて、どれぐらいの年金や退職金がもらえるのか、相談者の方に確認します。

会社でどんな年金制度・退職金制度に加入しているか、この時に調べてみて初めて知る方も意外と多いです。

将来の年金や退職金が意外と多くもらえそうなら、住宅予算は増やしても良いかもしれません。

逆に思ったよりもらえなさそうだな・・という場合は住宅予算を減らさざるおえない場合もあります。

この辺りの微調整はライフプランでシミュレーションしてみると答えが見えてきます。

ライフプランを作れば将来の年金・退職金だけで生活できるのか、住宅予算でいくらまで使ってよいのかも分かります。

将来の年金や退職金を確認せずに住宅予算を決めてしまうと、老後資金の不足などのリスクが高まります。

「住宅予算を考える場合は、年金・退職金の額を確認する」これを必ず行って、無理のない住宅購入を行っていただきたいと思います

投稿者プロフィール

鬼頭 良行
鬼頭 良行住宅不動産コンサルタント/1級ファイナンシャルプランニング技能士/宅地建物取引士
株式会社ライフオブライフ代表。
住宅相談を専門とする住宅不動産業界歴19年のファイナンシャルプランナー。買う方の立場に立った「住宅コンサルティング」「将来家計のサポート」を行う

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