年金はもらえない!?毎月の年金保険料を支払う意味はある?
年金って毎月、お金を支払っているけど将来ちゃんともらえるのか心配・・
将来どのくらいの年金がもらえそうなのか、国がデータを出していますので見てみましょう。
会社員の方は毎月の給与から社会保険料として年金保険料を差し引かれていると思います。
その差し引かれている額を見て「こんなに年金保険料を支払ってるけど本当に年金もらえるのかな・・」
と疑い半分、心配半分な気持ちになっている方はぜひこの記事を読んでください。
将来もらえる年金の不安を少しでも減らす方法もご紹介します。
データから将来もらえそうな年金額が分かる
資料:厚生労働省
平成16年時点での試算結果なので少しデータが古いですが、これぐらいしか分かりやすいデータがなかなかないのが現状です。(新しいデータを国でぜひ作ってほしい!)
まずこのデータが何を表しているのかというと
保険料負担額に対する年金給付額です。
もっと分かりやすくいうと
「年金保険料をいくら支払ったら、結局、平均寿命まで生きたとして、いくら年金としてもらえるのか」
ということです。
(年金保険料と聞くと、「健康保険料のこと?」と混乱する方もたまいらっしゃいますが、健康保険料とは年金保険料はまったく別です。念のため。)
データの前提条件は以下の通りです。
- 夫は20歳から60歳まで厚生年金に加入(平均標準報酬月額36.0万円)
- 妻はその間専業主婦(昭和61年3月以前は国民年金に任意加入歴なし)という加入歴をもつ同年齢夫婦
- 夫婦それぞれ60歳時点の平均余命まで生存したとして、夫婦の基礎年金、夫の死後妻が受給する遺族年金も含めて年金受給額を計算。 (保険料負担額や年金給付額を手取り賃金上昇率を用いて、65歳時点の価格に換算して比較。)
- 1935年生まれの者については、その90%の期間のみの加入としている。
厚生年金のデータを詳しく見てみましょう。
1935年生まれの人は、680万円の年金保険料を納めると、およそ6.4倍の4,400万円の年金を受け取れると読み取れます。
1975年生まれの人は、3,900万円の年金保険料を納めると、およそ2.4倍の9,600万円の年金を受け取れると読み取れるので、倍率はかなり下がりますね。
それより年齢がより下のデータを見ると、倍率は2.3倍で下げ止まっているので、なんとなくこれを見ていると一安心できるようにも思えますが・・
将来もらえそうな年金額のデータをそのまま信じても良い?
このデータを信じたい気持ちはありますが、どこか腑に落ちていない自分もいます。
1985年生まれの人の2.3倍で本当に下げ止まるのでしょうか?
それまでは、10年ごとに倍率が下がっているのになぜ急に下げ止まりがおこるのでしょうか?
出生率は年々下がり、保険料を負担する現役世代が減っているのにもかかわらず。
「厚労省は、負担に対する給付の倍率ができるだけ大きくなるよう、換算率を調整したのではないか」という疑問を呈する専門家も実際にいるようです。
私は年金の数理計算の専門家ではないので、このデータが正しいのか間違っているのかを検証することはできませんが、間違っていたとしても将来困らないように準備はしておきたいと考えます。
年金がいくらもらえるのか不安なときにやるべきこと
ここまで、年金について少しネガティブなことも書いたかもしれませんが、年金の制度自体はとても高性能だと思っています。
今回は「老齢年金」について書きましたが、年金にはこのほかに「遺族年金」と「障害年金」の2つの給付もあります。
民間の保険にはこんなに手厚い保障をしてくれる商品はありません。
このような事実も正しく知ったうえで年金の不安を少しでもなくすためには、事前にシュミレーションを行うことだと考えます。
年金が想定通りもらえた場合と想定より少かった場合でシュミレーションを行うことです。
もらえる年金が想定より少なかったとしても、老後の生活は成り立つのか事前に確かめておけば不安感も少なくなると思います。
シュミレーションの結果、老後の生活が成り立たないかもしれない・・という結果が出てしまっても、早くに分かれば対策はできます。
ぜひ、「年金は先のことだから」と後回しにせず、事前にいくらぐらいもらえそうなのかシュミレーションをしておきましょう。
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