家を買う時に頭金はいくら準備すれば良い?

住宅を購入するときにいくらの頭金を準備すれば良いのか迷っている方もいらっしゃると思います。

頭金を多くしたほうが住宅ローンが少なくできるからそのほうが良いのか、将来のために手持ちのお金は残したほうが良いのか・・

世間の方はどのぐらいの頭金を用意して、どのぐらいの価格の住宅を購入しているのかも気になるところです。

下記は国土交通省が住宅購入資金の内訳について調査したデータです。

 

住宅購入資金についての調査データ

国土交通省住宅購入資金の内訳(国土交通省 平成29年度 住宅市場調査報告書より筆者作成)

 

例えば、新築戸建て(土地購入)の方は、平均で

頭金:1,250万円

住宅ローン等の借入金:3,084万円

を準備して購入していることが分かります。

合計すれば4,334万円の予算ということですね。

自己資金比率(頭金の割合)は28.8%です。

新築戸建てと分譲戸建ての購入者のより、新築分譲マンションの購入者の自己資金比率が15%前後高いことも分かります。

建替えの方は、60歳台が半数以上ですから自己資金が多いのはなんとなく想像通りです。

これはあくまで平均のデータですから、頭金がこれだけないと住宅は買えないんだ・・とがっかりはしないでください。

 

頭金シュミレーション

世間の相場は分かったところで、それではいくらの頭金を準備すれば良いのかということですが、結論から言うと「後の生活に支障をおよぼさない範囲で最大限の自己資金を投入」です。

当然ですが、最初に頭金をできるだけ多く投入したほうが住宅ローンの借入額を少なくできますので、総返済額が少なくなります。

 

シュミレーションしてみましょう。

4,000万円の物件で、頭金100万円のパターンと1,000万円のパターン。

 

頭金:100万円

住宅ローン:3,900万円(金利1.8%、35年固定)

総返済額:約5,259万円

 頭金+住宅ローン総返済額=100万円+5,259万円=5,359万円

 

頭金:1,000万円

住宅ローン:3,000万円(金利1.8%、35年固定)

総返済額:約4,046万円

 頭金+住宅ローン総返済額=1,000万円+4,046万円=5,046万円

 

 5,359万円ー5,046万円=313万円

 

頭金を1,000万円投入したほうが、金利分313万円がお得です。(自己資金の運用益は考慮していません。)

 

頭金1割以上だとお得な住宅ローン

頭金が1割以上だと金利が下がるローンがあります。

代表的なものがフラット35です。

頭金が1割以下だと金利がおおよそ1.89%ですが、1割以上だとおおよそ1.45%に下がりますので、自己資金を多く投入するメリットがさらに増えます。

 

頭金の考え方のまとめ

頭金を当初に多く投入するほうが、総返済額は減らせることが分かりました。

ただ、手持ちの自己資金のどれだけの割合を住宅の頭金として使って良いかは、家計ごとに違ってきます。

頭金を少なく投入した場合、多く投入した場合のシュミレーションを事前にライフプランニングによって行う必要があります。

頭金を多く投入しても、将来の家計が大丈夫なのであれば、それも一つの選択肢です。

当初の頭金を少なくしておいて、将来余裕がある時期に、繰上返済するのも一つの選択肢です。

ライフプランニングを行うことで、それらは見えてきますので、住宅を買う前に行うことをおすすめします。

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