iDeCoイデコ(個人型確定拠出年金)で定期預金ってどうなの?
定期預金で10%以上増やす!
こんなことを言うとすごく怪しい話に聞こえますが・・
iDeCoイデコ(個人型確定拠出年金)の中で定期預金運用をすれば可能です。
条件
積立金額:毎月1万円
積立期間:19年
運用商品:定期預金
運用利回り:0.01%
運用結果
元金:228万円
利息:2,167円
iDeCo運用手数料:△40,853円
(運用先金融機関等により金額は異なります)
2,167円-40,853円=△38,686
ここまでだと「利息から手数料を引かれたらマイナスじゃないか!」
との声も聞こえてきそうですが・・
所得控除効果:+344,400円
これをプラスすれば・・
△38,686円+344,400円=305,714円
結果:定期預金なのに19年間で 305,714円 増えます。
なんと 13.4%の増加!
やはり、所得控除の効果が大きいですね。
積立をした分の所得税・住民税は取られないと言ったほうが分かりやすいでしょうか。
グラフで見ると利子で増えた分は薄っすらで見えないぐらいですが・・
増えた分はほぼ「所得控除効果」です。
普通の定期預金だと・・
1,727円(税引き後)しか増えません。。
運用手数料の差も積み重なると運用結果に影響しますので、できるだけ手数料が安い金融機関を選ぶのもコツです。
ただし、定期預金以外の商品でも運用したい場合は、商品ラインナップも重要なので十分考慮して金融機関を選んでください。
本来、iDeCo(イデコ)ではもう少し積極運用することをオススメしていますが、中には「少しでもリスクがあるのはどうしてもイヤ!」という方もみえますので・・
こんな運用もあるよというご紹介でした。
(とはいうものの特に20代~40代の方は無理のない範囲で積極運用にも挑戦してみましょう!)
投稿者プロフィール

- 住宅不動産コンサルタント/1級ファイナンシャルプランニング技能士/宅地建物取引士
-
株式会社ライフオブライフ代表。
住宅相談を専門とする住宅不動産業界歴19年のファイナンシャルプランナー。買う方の立場に立った「住宅コンサルティング」「将来家計のサポート」を行う
最近の投稿
住宅ローンの記事2023.06.032024年の住宅ローン減税のポイント
不動産の記事2023.05.23家に住みはじめるとどんなところに不満が出る?
資産運用の記事2023.05.14新NISAが始まる前に現行NISAを始めたほうが良いのか
資産運用の記事2023.05.04資産形成(NISAなど)についてどんなイメージ持ってますか?
初回40分無料相談(予約制)
・住宅ローン
・相続、贈与について
住宅、不動産、資産活用のことなら何でも相談可能です。
まずは初回の無料相談でご相談ください。
※不動産、保険、その他金融商品の売り込みは一切行いません。